社会継続研究所の研究活動として、アメリカの防災システムや災害対応に関する諸施策、特に地方行政レベルのしくみを調査する活動があります。2017年5月、カリフォルニア州の州都サクラメント市にて実施された、機動(車両)概念を取り入れた、災害現場指揮運用の総合演習に2名のメンバーが参加しました。アメリカでは、災害に対応するさまざまな組織(地方行政、州政府、連邦政府や民間組織)が災害現場に参集し、機動(車両)部隊により現場指揮や災害対策本部を整備する体系があります。日本で言えば、消防などの現場指揮部隊を運用し災害現場の直近で指揮を執る体制に類似しています。しかし、アメリカの現場指揮体制の大きな特徴は、災害対応に関係するすべての機関が機動現場指揮車両を保有しており、それらの車両を災害対策本部が指定する場所へ展開して、共同で指揮体制を取るようになっています。よって、現場指揮本部がかなりの規模になると言えます。

Two CEMIJ members have participated in the Northern California Mobile Command, Control and Communications Rally, held in Sacramento, California in May, 2017. 

More than 20 emergency response agencies from the lelve of local to state governments as well as a non-governmental organization and private communications related companies brought their state-of-art mobile units that function as vital equipment for mobile command, control and communications at site-level in larger emergencies and disasters.

We always learn something very important from the rally that can also be adapted by any emergency and disaster management agencies in Asia. The concept of mobile (highly mobile) command vehicle is one altherntive answer to having more cost-effective back-up equipment to orthdox fixed command and control centers (buildings).

以下写真は、現地主催公安機関の許可を得て掲載してあります。無断使用が出来ませんのでよろしくお願い致します。
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各関連機関から派遣される現場指揮隊が一同に参集して、合同指揮本部を形成します。これには、通信、電力、水道、ガスなどライフラインに関係する民間会社やボランティア団体の指揮車両も含まれます。